ブーブーは車であり自動車!2歳の言葉事情

2017年8月7日教育・しつけ

こんにちはNiです。
ことばのバリエーションが急に増え出した2歳中期。

親の言うことをなんでも自分で言い直そうとしたり、以前覚えた言葉を思い出して使ったりと語彙もだいぶ増えてきました。

対等に言葉を交わせることはまだ少ないですが、幼いながら一生懸命話そうとする姿はかわいいものです。

今回は、わが家流のことばの教え方についてお話ししようと思います。

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知りたがりの息子

うちの子はとにかく知りたがりです。なんでも気になるものがあれば「これ、なあに?」と聞いてきたりもします。

たとえば、スーパーに出ている安売りの旗だったり、遠くに見える大きな鉄塔だったりと子ども興味は多岐に渡ります。

外出時に目に入ったものは、その名前を自分の口で言ってみたくなるようです。

「あれは旗だよ」と言えば「ハター」、「あれは鉄塔だよ」と言えば「テットー」と教えた言葉を自分で言い直しています。おとな目線だと、「鉄塔」は結構マニアックな部類なので、まだ覚えなくてもいいと思うのですけれど、子どもの好奇心は止められませんよね。

外出時はいまだに抱っこ癖が治らないのですが、抱っこをしていると顔が近い分、会話もし易いというメリットがあって好きです。

親が教えてあげる

僕が思うに、親が教えてあげなければ子どもの言葉はなかなか増えていかないと思っています。

テレビやラジオなどでいろんな言葉が出てきても、子どもは言葉を自分の中に吸収できているのかよくわかりません。

もしかしたら、単語レベルで理解しているときもあるかもしれません。ですが、以前お話ししたように一方的に聞いているだけでは子どもも受け身になってしまうため、言葉の習得にはつながらないような気がしています。

聞かれても聞かれなくても教えてあげる

うちの子はいつも通っているような普通の道路では、動いているもの以外関心を示しません。興味があるものといったら、自動車かバイク、自転車や散歩中の犬くらいです。

そこで少し変化をつけて、畑で育っている花や野菜だったり、うるさく鳴いているセミの声だったり、こどもの興味関心を持てる内容を提供してあげます。言われなければ素通りしてしまう道でも、子どもは関心あるものさえ出来れば覚えたがるようになります。

草が生い茂っている敷地があったので、「これは草だよ」と教えたら、草が刈り取られてもその道を通るたびに「クサークサー」と言うようになってしまったことがあります。子どもの中で草は植物ではなく、場所の名前になっていたようです。なかなかうまくいかないこともあるものです。

いろんなパターンで教えてあげる

以前読んだ本で、一つのものに対して教えるとき、より詳しく、そして様々な呼び方があれば複数教えてあげると良いということが書いてありました。
僕もなるべく実践するようにしています。

たとえば、走っている車のことを最初は「ブーブー」と教えていました。1歳前に初めて出会った「じゃあじゃあびりびり」という絵本が好きでよく読んでいましたから、車は「ブーブー」です。

最初のうちはそれでもよいのですが、親としてはいろいろ教えたいところ。1歳半頃から車を見て「ブーブー」と言ったら、「ブーブーだね。くるまとも言うよ」とか「ブーブー、じどうしゃだね」という具合に少し付け足して教えてあげるようにしました。

2歳を過ぎたころから、車を見るたびに「ブーブー、じどうしゃ走ってるねー」「くるまだねー」とわざわざいろんなパターンで言い換えて教えてくれるようになりました。最近は、車の色や大きさにも興味があるようで、「赤いくるまー」「トラック大きいねー」といろんなバリエーションが増えてきました。

詳しく教えてあげる

いろいろな呼び方で教えてあげるのと同じように、一つのものを詳しく教えてあげるようにもしています。

たとえば、お店の前でトラックが納品に来ているところを通りかかった場合、子どもは「トラック!」と言い出します。そこで「トラックから荷物を降ろしているね」「お店に大きな荷物を運んできたんだよ」などと子どもが理解できないように思えても、いろいろな状況を説明してあげるのです。

子どもにしてみれば「何言ってんだよ、パパ。意味わかんないよ。」という状況かもしれません。意味が100%通じてはいないと思います。それでも、「にもつ」という言葉を繰り返して口ずさんだりしていますし、その状況を理解することにはつながっているみたいです。

言葉の発達は、3歳までに受けたインプットの量に大きく影響すると言いますから、すぐに理解できないことでも地道に続けていこうと思っています。

絵本を暗記している

絵本が好きなうちの子ですが、どうやら本の言葉を暗記してしまっているようです。

子どもの記憶力には驚かされます。図書館で本をたくさん借りて読ませていますが、気に入った本は1、2回読むと展開を覚えてしまうのです。言葉を話すようになってから、親が話を読み進める前に、絵を見ただけで自分で判断して勝手に本を読んでくれるようになりました。

たまに僕が先に話を読んでしまうと、自分が先に言いたかったのに! と言わんばかりに怒るのがかわいいです。

さらには、本を読んでいないときに突然、以前読んだ本のフレーズを話し出すこともあったりして、子どもながらにしっかり勉強しているんだなぁと絵本のすごさを実感します。

あとがき

日に日に使える言葉が増えていく2歳の時期。普段の一つ一つのやり取りが子どもにとっては大事な学習になっているようです。

ことばは生涯使うものです。一番近くにいる親が、きれいな言葉でコミュニケーションしてあげられたらいいなと思っています。