【二歳児】知育におすすめの幼児向けテレビ番組 11選


こんにちは、Niです。
子供はテレビが大好きですよね。
どうせなら質の良い番組を見せたいものです。
子供へのテレビの見せ方については、あまり見せ過ぎない方がいいという意見がある一方で、大人が観るような番組も含めてたくさん見せてもいいのではという意見があったりと、議論になったりします。
うちでは、観る番組をなるべく絞って時間を決めて見せるという方針です。
テレビは映像と音からの刺激があるため、おもちゃや絵本などとは別の楽しみを子供に与えてくれます。
見せるのであれば、子供の知育にもつながるテレビ番組を見せたいものですよね。
今回は、うちの二歳児が好んで観ているTV番組についてご紹介します。
テレビは知育になる?
知育とは
知育とは、知識の習得によって知能を高めることを目的とした教育のことです。知育・体育・徳育といった子供を健全に育てるための教育理念の中の一つです。
たとえば、知育玩具というものがあります。そのおもちゃで遊ぶことを通して、文字や図形を覚える力・記憶力を養うものや、つみきやブロックのように自分で考える力・想像力を養うものなどがこれに当てはまります。
知育につながるテレビ番組
子供が興味を持って夢中になって観ているテレビ番組なら知育につながると思います。観て一緒に歌ったり踊ったりとマネすることも大事ですし、ストーリーに共感したり次の展開を予測する力の発達にもつながると思うからです。
また、親子で一緒に観た内容を話したり、テレビに登場したものや起こった出来事を実際の生活で教えてあげることも出来ます。テレビがきっかけで、新しいことばを覚えたり、習慣を学んだりするというメリットはたくさんあると思います。
知育におすすめのテレビ番組
いないいないばあ
対象年齢: 0~2歳児
言葉がわからなくても映像と音楽で楽しむことが出来るため、はじめて見せるテレビ番組にはぴったりの内容だと思います。
ゆきちゃんと一緒にワンワン、うーたんがいろんな遊びを教えてくれます。歌やおどりの他に、身近なものでできる工作など楽しい刺激がたくさんあります。季節に合わせたネタが多いのもおすすめできるポイントです。
うちの子はこの番組を観て、「いないいないばあ」を自分でやる楽しさを憶えたようです。番組終盤の子供たちみんなで歌に合わせておどるシーンがありますが、一緒になってマネして喜んでいます。同年代くらいの子がたくさん映っているのが刺激になるようです。
不定期ですが、ワンワンワンダーランドというタイトルで地方公演のステージを放送しています。出演者が若干違いますがこちらもチェックしてみてください。

いないいない、ばあっ!

うーたん大好きなんだよね。
おかあさんといっしょ
対象年齢: 2~4歳児
おかあさんといっしょは幼児向け番組の定番中の定番ですね。パパママも小さいときにきっと観ていたはずです。歌と体操の他にも、言葉遊びやパントマイム、パズルなど子供にさまざまな刺激を与えてくれます。「ガラピコぷ~」というロボットを交えた楽しい三人組の人形劇もあります。子供たちにさまざまなものの考え方、感じ方があることの楽しさを教えてくれます。
子供ももちろん楽しいのですが、歌のお兄さんお姉さん、体操のお兄さんお姉さんにパパママも親近感を覚えるようになるため、大人も一緒に楽しめますよ。たまに、はっちゃけた企画もあって、子供以上にパパとママの間で話題になることもあります。
うちの子が一番喜んでいるのは、最後にあるブンバ・ボーンという体操の時間です。何度も観て動きを覚えて、自分なりですが一緒におどって楽しんでいます。
こちらも不定期で、地方公演のステージを放送することがあります。普段と違って会場が暗めなので集中して観てくれます。

ブンバボーン

ウ~、ハァー!
ぱっころりん
対象年齢:1歳~
こちらはおかあさんといっしょの直後にある1分間のアニメです。
ぱっくん、ころん、りんの三兄弟(りんは女の子です)が一緒にいろんな遊びをするというほのぼのストーリーです。
登場する歌のリズムもパターンが決まっているので子供にも覚えやすいのでしょう。後で一緒に歌ったりします。
1分間という短い時間の中に子供の興味を刺激する内容が結構あるんですね。録画して観ることが多いのですが、気に入ったものがあるとエンドレスでループ再生を依頼されてしまいます。

もう1回観るー。

もう10回くらい観てるよ…。
おさるのジョージ
対象年齢:1歳頃~
知りたがり屋のおさるジョージと、飼い主の黄色い帽子のおじさんをメインにさまざまなストーリーが魅力の海外アニメです。日本とは文化が違う内容もたまにありますが、大人が観ても楽しめます。
このアニメは子供に新しいものを教えるきっかけになります。身近なネタでもあまり絵本に登場しないような内容のものが結構登場するので勉強になるのです。
たとえば、花には水をやりすぎると元気がなくなるとか、犬はホネが好きでホネの形をしていればおもちゃでも良いとか、宇宙に行くとこんな風に無重力になるとか、いろんな分野のネタであふれているところがいいですね。
うちの子は、先にサルという動物を教えていたつもりなのに、サルのキャラクターをみるとすべてジョージと解釈していた時期がありました。

(ジョージではないサルのイラストを見て、)
ジョージ!

いや、あれは普通のサルだよ。
ひつじのショーン
対象年齢:1歳くらい~
こちらも海外子供向け番組で有名ですね。イギリスの作品だそうです。ショーンをはじめとした羊たち、犬のビッツァー、牧場主のおじさん、3匹のいたずらなブタたちが登場します。
この番組の良いところは言葉がわからなくても映像と音で理解できるというところです。会話もナレーションもありません。キャラクターたちが会話するシーンはたまにありますが、基本的にごにょごにょと聞こえるだけで意味はわかりません。
CGアニメーションが全盛の時代に、ねんど人形を一コマづつ撮影した実写の人形劇というところもポイントです。撮影にはかなりの手間がかかっているはずです。
海外の番組ということで、多少過激なシーンがあるかなと僕は感じます。モノを投げてケンカをするシーンや食べ物を顔に当てて食べられなくなるシーンなど、日本だったらこういう作品は作れないかなというものです。ただ、NHKで放送しているほどなので、そこまで問題のある内容ではないと思います。そういうシーンのドタバタ感の面白さが子どもには好評なことが多いです。
うちの子は、ショーンたちがドタバタ騒ぐストーリーを観ていつもよろこんでいます。

パンツ落ちてるー。

エンディングのパンツだけは謎です。
しぜんとあそぼ
対象年齢:3歳頃~
毎回、一つの生き物や自然現象にスポットを当てて、実写で様子を詳しく紹介してくれるドキュメンタリー要素の強い番組です。
自然豊かな土地に住んでいるなら別ですが、住宅地に住んでいると普段は目にすることのできない生き物たちの貴重な姿を観ることが出来ます。
幼児向けの絵本ではほとんど紹介されないような、動物・昆虫・植物などのいろんな姿が見られるため、かなり勉強になると思います。大人が観てもへ~というところがたくさんあります。ただし、対象年齢が少し高めなので、難しい内容の回もあります。
うちの子は、気に入った内容のものであれば、じーっと集中して観ていますね。カエルや爬虫類系、昆虫も幼虫から詳しく説明があるので、ママが観たくない回は即行でテレビを消しているようです。

ほたる光ってるねー。

ホタルは普段なかなか観れないんだよ。
きかんしゃトーマスとなかまたち
対象年齢:1歳くらい~
こちらはかなり王道ですね。男の子であればハマる子は多いと思います。もともと電車が好きだったうちの子は、トーマスで一気に電車オタクになってしまいました。
架空の島、ソドー島で繰り広げられるトーマスたち蒸気機関車のハートフルなストーリーが魅力です。昔と違って今はCGアニメなのでキャラクターたちの表情も豊かです。
登場キャラクターは多めですが、子供はよく覚えるものです。大人は機関車の顔をみても誰なのかあまり区別できないのですが、なぜか子供には微妙な表情の違いで誰か区別できているのです。同じものでも細かな違いでいろんな種類があるということを教えるのには役立っているのかなと思います。
たいていソドー鉄道で問題が発生するというストーリーで、「そこで問題が起きた」というナレーションが入るのですが、電車のおもちゃで遊んでいるときに「もんだい起きた」とマネしたりしています。

これ誰だっけ?

ジェームス!
チャギントン
対象年齢:1歳くらい~
こちらも電車がキャラクターのCGアニメーションですが、舞台は現代の発達した鉄道のイメージがあります。ウィルソン、ブルースター、ココの三人(三台)をメインに毎回ストーリーが展開されます。
イギリスのアニメですが、文化のズレというか、設定がぶっ飛んでいるというか、たまに大人が観てもストーリーがよくわからない内容のときがあったりします。アクションチャガーという俳優のような電車がいて空も飛べるという謎設定だったり、そもそもチャガーって何? という基礎知識から理解する必要はありそうです。
この番組自体はまったく知らなかったのですが、ばあちゃんからのプレゼントで主人公ウィルソンのおもちゃをもらったことがきっかけでした。結構人気がある番組なんですね。

トーマスとチャギントン、男の子は電車が好きです。
それいけ!アンパンマン
対象年齢: 0歳~
やっぱりアンパンマンは欠かせません。キャラクターがかなり多くて、ストーリーにも幅がありますし、何と言っても安心して子供に見せられる内容ばかりだというところがポイントですね。
ジジババから買ってもらうオモチャも一時期はアンパンマン関連のものが多く、家中がアンパンマンだらけになったことがありました。
刷り込みというやつで、子供はいつの間にかアンパンマンの虜(とりこ)になっていたという…。
何でもかんでもアンパンマンってのはどうかと思いますけれど、うちの子は喜んでアンパンマンを観ていますよ。
主要なキャラクターはほとんど覚えたようで、普段の遊びの中でも空想のカレーパンマンやドキンちゃんが登場することもあります。さすが影響力は強めですね。

SLマン、ポッポちゃん!

(また電車、いや機関車か…)
しまじろうのわお!
出典:しまじろうのわお!
対象年齢: 1歳~
こどもチャレンジでも有名な、しまじろうくんが登場する教育色の強い番組です。
アニメは最初の3分の1程度しかありませんが、毎回しつけに結び付くテーマのアニメになっているような気がします。そのほかのコーナーでは、実写のしまじろう君が友だちと一緒に速く走る方法を研究したり、動物の一部分を見てどんな動物か当てるクイズがあったりと楽しみながら勉強にもなる内容となっています。
こどもチャレンジをやっていなくても、自宅に毎月のように案内用のおまけ教材が届くので、うちの子もしまじろう君をよく知っています。子供になじみのあるキャラクターが登場している番組なので興味を持って観てくれています。

しまごーくん!
(しまじろうくん)

チャレンジやらせるべきなの?
サザエさん
言わずと知れた国民的アニメ、サザエさんがエントリーです。はっきり言うと二歳児にはまだ難しい内容が多いです。大人が好きで観たいからという理由で録画までしていたことが見せるきっかけですね。
いろんなアニメはありますが、家族みんなでちゃぶ台を囲んで一家団らんの風景があるアニメはサザエさん以外ではあまり見かけない気がします。
ストーリーは完全に理解できなくても、家族一人一人にいろんなドラマがあるんだなということが伝わっているような気がします。
年齢が近い、タラちゃん、イクラちゃんが出たり、猫のタマが登場すると結構喜んでいます。番組最後のジャンケンも毎回楽しそうにやっています。

じゃんけん、ぽん!!
(毎回、サザエさんの手に合わせてる)

ルールわかってないでしょ?
番外編
ニュース
出典:NHKニュース7
夜、ごはんを食べるときはたいていNHKの7時のニュースを観せています。もちろん、大人が観たいから観るのですが、子供もおとなしく観ています。アニメなどを見せながらだとごはんが進まなくなってしまうのですが、ニュースだと集中して観ることはないですからね。
分かりやすい話題については理解できなくても子どもに語りかけるようにしています。
「台風が来ていて雨や風が大変だね」とか「車が事故にあったんだって、怖いね」とか「明日は晴れるみたいだね」といった語りかけに、子どもは特別反応のないこともありますが、内容は理解できているものもあると思います。子どもは、天気予報で「ほし1個あったね」と夜が晴れのときの星の数を数えるのがお気に入りです。
そういう現実世界の話も伝えるのは悪いことではないかなと思っています。

(天気予報見ながら)
星いっぱい!
笑点
出典:笑点 – 日テレ
これは完全なる僕の趣味ですが、まさかの笑点がエントリー。正直、子供には難しくて内容を理解することはできません。
うちの子は、オープニングのテーマ曲が印象的すぎるせいでお気に入りになって、いつも曲に合わせて歌っています。
大喜利は内容がわからなくても、カラフルな着物を着た人たちが座布団に座っていてみんな笑っているという光景を喜んで観ているようです。そして、みんなが笑うと、一緒に合わせて笑っています。笑いのセンスを学んでいるのでしょうか…。

チャッチャ~~、

チャラリ(笑顔)
テレビを見せる時のポイント
子供向けのテレビ番組はどれもそれなりに良い影響のあるものが多いですが、気をつけていることもあります。
時間を決めて見せる
テレビを見せる時間には注意しています。テレビを見せている間は子供は比較的おとなしく観てくれることが多いです。しかし、家事に集中できるからといって、長時間見せ続けるのはよくありません。
連続して見せるのは1時間まで、というように時間を決めて見せるようにしましょう。
なるべく親も一緒に観る
うちでは時間に都合がつくならなるべく親子一緒に観るようにしています。
ただ観ているだけだと、二歳児にはまだ理解できない内容も多いです。都度、横から親が解説してあげることで理解が深まると思います。
一方的に受け身で観ることになるテレビですが、親のちょっとしたコミュニケーションで子供も自分の言葉で観ている映像を口に出したり、理解することにつながったりすると思います。
なんとなく観る番組だったら観ない
これは子供向けではなく、大人が観る番組の話ですが、つけっぱなしにしていてなんとなく観ているような番組はなるべく消すようにしています。
子供はテレビがついていれば意思に関係なく観てしまうことがあります。興味がなく、他に遊びたいことがあればべつですがテレビの力は結構強力ですよね。
子供にとって特にプラスにならない内容で、大人も特に観なくてもよい番組であれば観ないことにしています。
これは家庭ごとの方針や、生活習慣にもよると思いますので絶妙なところですね。うちの場合はもともとテレビに執着のない家庭だったのでそうしています。
まとめ的なもの
子供にとってテレビは知育につながる大きなメリットがある一方で、テレビに依存しすぎてしまうといった中毒性もあります。
家庭内でルールを決めて、子供の教育につながるようなテレビの見せ方をしたいものですね。
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