食事中に「パパ、がんばって!」言葉を教えるのは難しいけど面白い

2017年8月11日教育・しつけ

こんにちは。子どもがかわいすぎて困っている親バカのNiです。

話せる言葉が少しずつ増えてきた2歳半の長男。ブーブー、ワンワンという音や鳴き声から言葉を覚え始めましたが、人やモノの名前を覚えていき、今は簡単なあいさつなども言えるようになりました。

話せることが嬉しいらしく、あれこれ話してくれるのですが、何を言っているのかわからないこともしばしば。時には言い間違いもあったりします。

ことばの言い間違いや使い間違い、どう対応していますか?

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明らかな言葉の間違いは正して教える

謎の「れいぞうこはんばいき」

街中にある自動販売機に興味をもった長男。いつもどおり指でさして「んーんー」と、これはなに? という質問をしてきました。
あー、これは自動販売機だよ。
じどーはんばいき
そうだよ。自動販売機は水やジュースが買えるんだよ。

別の日に同じように道を歩いていると、また自動販売機を見つけました。今度は知ってるよ! という嬉しさと共に発したのは、なぜか「れいぞうこはんばいき!」でした。
れいぞうこはんばいき!
じどうはんばいきだよ。

その時は言い間違えに気付いて「じどうはんばいき」と直すのですが、また別の自動販売機が目に入ると「れいぞうこはんばいき!」と言い出します。

「れいぞうこ」は家電の中でもテレビに次いで早い時期から覚えていた単語の一つです。

しかしなぜ。形は確かに似ているんですよね。両方とも「冷やす」という用途も一緒ですし。

ですが、これは明らかな言葉の間違いなので、毎回のように「じどうはんばいき」と訂正してあげています。

使い方が微妙に違うだけの場合は受け止めています

食事中に「パパ、がんばって!」

話す喜びを覚えてしまった長男との生活は毎日が面白いです。

いつもどおりに食事をしていると、長男から「パパ、がんばってー!」と熱い声援が。
パパー、がんばってー!
う、うん。ありがとう。がんばるよ!

食事を頑張るってのもおかしな話ですが、応援してくれるのがかわいいです。

また別の日に部屋で一緒に遊んでいたところ、何もないのに突然、「パパ、だいじょうぶ?」と言われたり、「パパ、ごめんね」と謝られたりもしました。

言葉自体は別に間違えているわけではないんです。ただ、使う場面が違うんですよね。

きっと、僕と妻との会話で出てきた言葉を覚えていて、使う場面はよくわからないけれど使いたかったのでしょう。

間違った言葉であれば、訂正して正しく教えてあげるところですが、言葉自体はあっていますからね。いちいち違うよって言うのもかわいそうです。「大丈夫だよ、ありがとう」と返してあげています。言葉の使い方を教えるのって難しいんですよね。

ことばの教育方針

うちの方針はだいたいこんな感じです。

  • 単語レベルで明らかに間違えているものは訂正する
  • うまく発音出来ないだけの言葉は、細かく指摘しない
  • 使い方が少し違うだけなら、そのまま会話してみる

気をつけていることは、同じ言葉や言い回しでも、そのときどきによって親の対応を変えないことです。
以前はコレでよかったのに、今日はダメだと言われたとなれば、子どもは混乱してしまうからです。

それから、意味がなんとなく通じるのであれば、あまり細かく言い過ぎないようにしています。
大切なのは言葉を通じたコミュニケーションだと思っているため、子どもが楽しんでおしゃべりしているところへストレスを与えるべきではありません。何か言うたびにあれこれ指摘されていたら、おしゃべりを面倒だと感じてしまうかもしれません。

言葉は間違えたままで大丈夫なの?

言葉を間違えて覚えてしまって、大きくなってから大変なんじゃないかと心配もあるかもしれません。明らかな間違いの場合は正すべきです。しかし、そうでない場合もたくさんあると思うのです。
たとえば、うちの子は食事のときに「いたあきますっ」「ごっとーさーまっ」と舌足らずに言ったりします。でも、これは言葉を間違えて覚えているわけではないと思うのです。

幼児期においては、周りの言葉を正確に聞き取る力がまだ未熟だったり、聞き取れていても自分の口でうまく発音できないことが多いからです。

長男は比較的早くに動物の「くま」を覚えましたが、「く」という発音ができず「んま」と言っていました。ずっとしばらくは「んま」のままだったのですが、気が付けばいつのまにか「くま」とハッキリ言えるようになっています。ですから、意味がちゃんとわかって言っているのであれば、親はそこまで心配せず見守ってあげるのが良いのではないかと思っています。

親や家族が協力して、子どもが良いコミュケーションをとれる環境を作ってあげたいですね。