何でも「自分でやる!」手を出すと怒り出す二歳児の対処法
こんにちは、Niです。
二歳児って自立心が生まれてくる時期なのでしょうか?
二歳といえば「イヤイヤ期」が有名ですが、身の回りのことを何でも自分でやりたがる「自分でやりたい期」もひそかにやってきます。うちの場合はイヤイヤ期よりも少し早くやってきました。
なんでもかんでも自分の興味があることは「自分でやる!」という自己主張をするのです。
自分でやりたかったことを先に親がしようものなら、怒って泣きわめいて機嫌を悪くしてしまいます。自立心が芽生えてきた証拠なのでしょうかね?
「自分!」でやりたがって、先にやると怒る
「さぁ、起きよう!」「さぁ、外出しよう!」というとき、大人の僕が先に動いてしまうんですよね。歩幅も大きいから、ドアやふすまを先に開けてしまうのです。すると…
「自分!」
本人としてはきっと「自分でやりたかったのに、なんで先に開けるんだよ!」とか「自分だってドアくらい開けられるんだよ!」という気持ちがあるのだと思います。
困るのは、それで機嫌悪くして怒ったり、泣いたりとしばらく時間を取られてしまうというところです。親の軽率な行動一つで2、3分の泣き地獄へ入ってしまっては大変ですよ。
二歳は自分で出来ることが少しずつ増えてくる時期です。自分でやることの達成感や喜びを感じたいという成長の過程にあるのでしょうね。
繊細なガラスのハートを傷つけないようにしたいですね。
しかし、これがなかなか厄介なんですよ。
興味があることには「自分!」
とにかく自分が興味があって、やってみたいことを親が知らずに先にやってしまうとアウトです。
自分でやりたがること
- ドアの開け閉め
- 蛍光灯のスイッチを押す
- なにか物を持っていく
- 隣の椅子に移動してほしいから抱っこで移動させようとする
- 座椅子に座るとき、クッションがあって邪魔だろうから除ける
(先にドアを開ける)
自分!
あ、ごめん。開けたかったよね。
自分!自分、自分、自分!
ごめんごめん、戻したよ。はい!どうぞ~!!
(だまってドアを開ける)
過去にやったことも「自分!」
過去に自分でやったことのあることは、次回以降もやりたがる傾向にあります。
ただし、すべてやりたがるというわけでもなく、本人の気分しだいという曖昧な基準があります。そこが親として手出ししていいのか悩むところなんですよね。
興味のないこと、やりたくないことはしない
生活のすべてをやりたがるわけではないのです。自分の興味のないことや、やりたくないこと、やってほしいことはやりません。
食事
そろそろ自分でスプーンやフォークを持って食べてほしいのですが、これだけは「自分!」とはなりません。なぜでしょうね?
外歩き
外出時はどうしてもだっこで移動したがります。そろそろ自分で歩いてほしい…。
「自分でやる!」の対処法
「自分!」と言われたときには次のようにしています。
元の環境に戻す
子どもが自分でもう一度やれるように元の状態に戻してあげます。
部屋のドアやふすまだったら、もう一度閉める。何かの動作だった場合には関係する人や物を元の配置に戻してから、テイク2を始めます。本当に時間と手間がかかります。
どうしても元の状態に戻せないこともあるのですが、そういう場合はなんとか落ち着かせて納得してもらうしかないです。
とにかく見守る
自分でやりたかったことなのですから、親の手出しは不要です。どんなに下手でも時間がかかっても親はただ見守るのみです。子どもがそれをやって満足するまでは余計なことはしないようにしましょう。
さりげなく手伝ってあげる
あくまで本人主体ですが、時間もかかりますし、一人では危ないこともたくさんありますよね。親が代わりに全部やってしまうと、怒ってしまいますが、さりげなく手伝ってあげる分にはOKなことが多いです。
たとえば、食事の入ったお皿を運びたがったときは、高確率でこぼす心配があります。そういうときは、子どもにお皿を持たせておいて、脇から親も支えてあげるという手助けは必要です。
もしかしたら、子供は親の手助けに気づいているかもしれませんが、特に文句は言いません。
できたら褒める
自分でできたら褒めてあげるのはとても大事ですよね。褒められて嫌な人はいないはずです。子供は褒めて伸ばすというのは本当だと思います。褒めて頭を撫でたときは本当に嬉しそうな顔しますからね~。
たとえ上手にできなくても、「おしい!」とか「よくがんばったね!」と褒めてあげましょう。
自分でやりたがる気持ちを尊重しよう
子供の「自分でやる!」という気持ちを親は面倒くさがらずに、いちいち付き合ってあげることが大事です。
ついこの間まで、すべてを親に任せていた赤ちゃんだったのです。それが、自分でやりたいという自立心を持つまでに成長したのですから、本当に立派になりましたよ! その気持ちを尊重してあげたいものです。
うちでは、まだしばらくは「自分!」をめぐる親子の駆け引きが続きそうです。
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