神経質な2歳児~自分の頭を叩く癖は発達障害なの?
こんにちは、Niです。
うちの子、頭たたくんです。
2歳半の長男の生活は毎日変化に富んでいます。元気がいいのはもちろんですが、さすが「魔の二歳児」と呼ばれるように、イヤイヤ期でわがままなところもあります。
そんな自由奔放に生活している彼ですが、どうやら僕に似て神経質な気質を持っているようです。
自分で自分の頭を叩く癖があるのです。
大人と同じように、子どももストレスを感じているのでしょうか?
(追記: 最近は頭を叩く癖がなくなったので追記しました。)
自分の頭を叩く癖
いつからでしょうか、叱ったり注意をしたりしていると、自分の頭を手でパチンッと叩くようになってしまいました。
親の言うことを内容まで理解してくれている反面、それが出来ない自分に対してストレスを感じているような気がします。やり場のない感情を吐き出すために自分の頭を叩いているのではないかと推測しています。
パパー、ごはん食べてー。
(パパ、ごはん食べさせて)
自分でスプーンで食べられるでしょ?
パチンッ!(頭を叩く)
(君の心はガラスのように繊細なんだね…)
だいたい、頭を叩くときのパターンは次のような場合です。
- ごはんを自分で食べるように注意したとき
- キライなおかずを何度も食べさせようとしたとき
- 夜、早く寝るように何度も注意したとき
- お願いしたことをやりたくないとき
どうすることが願われているか頭ではわかるのに、それが自分の気持ちに反しているため、自分を責めているのでしょうか?
発達障害について勉強してみた
頭を叩く行動について調べてみると、気になる記事を発見しました。
発達障害の子どもの中には、自分の頭や顔などを叩く、いわゆる自傷行為をする子もいるらしいのです。
うちの子がまさか、発達障害だなんてとは思いますが、やはり親としては不安になってしまうものです。少し詳しく調べてみました。
発達障害
発達障害は先天的な脳機能の障害であり、 コミュニケーションや対人関係をつくるのが苦手になると言われています。代表的なものに、自閉症、アスペルガー症候群、注意欠陥多動性障害(AD/HD)、学習障害(LD)などがあるそうです。
それぞれの症状の特徴についてまとめてみます。
自閉症の特徴
コミュニケーションの困難や対人関係のとりにくさ
社会性の欠如
言葉の発達の遅れ
パターン化した行動や一定のことにこだわる
アスペルガー症候群の特徴
コミュニケーションの困難
対人関係や社会性の障害
興味や関心の偏り
パターン化した行動
注意欠陥多動性障害(AD/HD)の特徴
様々なことに集中できない
注意不足が目立つ
じっとしていられない(多動)
だまっていられない(多弁)
衝動的に行動してしまう(考えるより先に動く)
学習障害(LD)の特徴
知的発達には遅れはみられない
読む、書く、計算する、聞く、話す、推論するなどの特定の能力を使うことに著しい困難を示す
発達障害をもつ2歳児の子どもに見られる傾向
2歳児の子どもに見られる傾向(参考)
・ひとりで遊ぶことが多い(ママなどに相手を求めない)
・視線を合わせたがらない(声をかけても視線を合わせない)
・指さしをしない(指さしでやってほしいことを要求してこない)
・人見知りをしない
・触れられることを嫌がる(抱っこしてものけぞる)
・偏食(決まったものしか食べない)
・言葉の発達が遅い
・音に敏感である
・歩き出しが遅い
※あくまでも参考としてご覧ください。
うちの子に当てはまるものというと、「偏食」と「音に敏感である」くらいでしょうか。「歩き出しが遅い」というのは、毎回歩くときの歩き出しということですよね? うちの子はハイハイ・タッチから歩き始めるのは結構遅かった方ですが、それとは意味合いが違うのでしょう。その他の項目についてはあまり気にはならないですから、まぁ、心配はほとんどないんだと思っています。
頭を叩く行動だけでは判断できない
どうやら、頭を叩く癖があるというだけでは発達障害かどうかの判断は難しいようです。
イヤイヤ期の2歳ということを考えてみても、物事に対して自分が好きか嫌いかで判断して自分の意思を通そうとする難しい年頃だと思います。
まさに第一次反抗期。
(首を横に振ってイヤイヤ)
そんな中で感じるイライラの表現として、頭を叩くという行動をとっているのかもしれません。
心配になりすぎて、たとえお医者さんに見せたとしても、二歳では医師も症状を断言できないことでしょう。考えすぎても仕方ありませんから、今は見守ってあげることしかできないですね。
追記:気づいたらやらなくなっていた
記事の投稿から数カ月が経ち、2歳8カ月くらいです。
気が付いたら、自分で自分の頭を叩く癖はまったくやらなくなりました。少し前までは頻繁に叩いていたイメージがありましたが、最近はまったくないです。
自分が嫌だと判断したことには、「やだ!」と素直に反発するようになって、完全なるイヤイヤ期です。
頭を叩くことがなくなったので安心はしていますが、代わりに「やだ!」の頻度が高くなってしまい、これは以前にも増して大変なことに。
頭を叩くという行為は、成長過程のひとつという場合もあるようですね。気にされる方も多いとは思いますが、しばらくは見守ってあげてください。
ストレスの少ない生活を
大人と同じように、子どももストレスを望んではいません。なるべくストレスを与えない生活をさせたいものです。
とは言っても、すべて子どもの好きなようにさせていたのでは子育てはできませんから、何事も適度・適量がいいのでしょうね。
目指せ!大人も子どもも疲れない子育て!
もう疲れた。
もし、頭を叩くようなことがあったときには、「いいこいいこ」と頭を撫でてあげて、「悪くないんだよ」とやさしく言ってあげられる親でありたいです。
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