【二歳の食事マナー】ごはん前の「いただきます」は、早めのしつけを
こんにちは、Niです。
食べる前にしっかり「いただきます」
お子さんは言えていますか?
子供の食事は大変です。特に二歳頃は、食事中に立ち上がったり、走り回ったり、嫌いな食べ物を吐き出したり、投げたりと悲劇的なことがたくさん起こります。
うちの子には、食べ物は「食べる」ものであって、「投げる」ものではない、ということを何度注意したことかわからないくらいです。
さて、早いうちから身につけさせておきたい子供の食事マナーですが、今回は「いただきます」「ごちそうさま」といった食事時のあいさつについてお話しします。
そもそも「いただきます」「ごちそうさま」って?
大人であれば「いただきます」「ごちそうさま」は食事前後のあいさつだと当たり前のように理解していると思います。このあいさつは仏教を語源としていることも有名です。
「いただきます」は仏教から
「いただきます」は、目上の人からありがたいものを「いただく」というところから生まれた言葉だそうです。食事に当てはめて言えば、これから食べる食事、お米、野菜、肉、魚といった材料ひとつひとつの命を自分自身に「いただく」ということです。
「いただきます」は、食べ物ひとつひとつの恵みに感謝して食べます、という大切なあいさつなんですね。同じように「ごちそうさま」も食材ひとつひとつの命を食べ終えたことに対する感謝のあいさつということでしょうね。
海外の「いただきます」
海外では、日本語の「いただきます」とまったく同じ意味で使う言葉はないようです。ただし、言語によっては「よい食事を!」や「さぁ食べましょう!」という意味の言葉を合図に食べ始める文化はあるようです。
以前お邪魔したキリスト教のご一家では、食前に代表者がお祈りをしたあと、「それでは感謝していただきましょう」と合図をしてから食べ始めていました。
「いただきます」が言える子供
「いただきます」「ごちそうさま」が言える子どもは、イメージがとても良くみえます。家庭でしつけがしっかりできているのだなという良い印象を受けます。
幼稚園や小学校の食事のときも「いただきます」をみんなで言うという文化は結構あると思いますので、早いうちから食事マナーとして理解させておいた方が良いと思います。
「いただきます」を教えた成果
わが家では、「いただきます」「ごちそうさま」と言わせることを習慣にしています。
二歳のうちの子は、食事の前にはひとりでも「いったぁまーっす」、食後には「ごそさーまっ」と言えるようになっています。
二歳だとまだ意味はわからないかもしれませんが、食事のときはそう言うものという理解をするだけでもいいと思っています。
「いただきます」の教え方
わが家で取り組んでいる方法はこちらです。
家族みんなでする
いただきますのあいさつは、食卓を囲む家族みんなで言うようにしています。
毎回繰り返す
食事の際は毎回かならず言うようにします。ごはんだけでなく、おやつの時間なんかでも言わせるようにしています。
と言っても子供はいつも応じてくれるとは限りませんよね。たとえ子供がやらなくても、一緒にいる大人だけでもやるようにしています。
食事時の習慣にする
「いただきます」は、なにか食べ物を食べるとき言う言葉だと理解させ、言うことが当たり前という習慣にしてしまうのが良いと思います。
喜んで食べてほしい
なんにしても、食事は喜んでおいしく食べてほしいです。「いただきます」が言えなかったからと言って叱ったりせずに、大きな心で取り組みたいですね。
大人でも「いただきます」を言っていない人は結構いると思います。子供の手前だから言うのではなく、食べることに感謝して食事をいただくことができるようになったらいいですね。
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