スマホ見ながら無表情で返事…子供に対する親の姿勢を考え直そう
こんにちは、Niです。
人と話をするときは相手の目を見て話す。
これは基本ですよ。
誰かと会話するときは、相手の目もしくは顔を見ることが多いと思います。これは当然といえば当然のマナーで、コミュニケーションをとる上では自然な行為です。たまには、読書やテレビに集中していて、紙面やテレビ画面の方を向いたまま返事をしてしまうこともあるかもしれませんが、あまり印象のいいものではありません。
以上の内容は誰でも知っていることだと思います。改めて言われなくてもわかってるよ、と怒らないでください。そう、みんなわかっていることなんです。
ところが僕の場合、わかってはいても実際には、子供との会話でできていないことがあったので反省も含めてお話ししたいと思います。
相手の目を見て話す
会話をするときに話す相手の目を見ることは大事です。言葉の内容や声の質や大きさのほかに、相手の表情を見ることで感情を理解することができますし、自分の感情を相手に伝えることもできます。
相手がまだ小さい子どもの場合には特に意識をした方がいいと思います。生まれてから最初にコミュニケーションを取るのは家庭ですので、子供は親や家族の対応を学ぶことになりますし、それによって成長していくと言えます。
「目は口ほどに物を言う」ということばにもありますが、まだ言葉を理解できない子供でもお父さんお母さんの表情を見て、言っている内容を感じ取っているのでしょうね。
子供との日常生活で実践できない事例
そうは言っても、毎日のこととなると実践できなくなるのが人の常。僕も普段の生活では実践できないことが多発していました。
時間や心に余裕のあるときはしっかり子供と向き合って会話しています。ところが、いつもそううまくいくとは限りませんよね。
スマホやPCで記事を読んだり作業をしているときだったり、大事な書類を書いているときでも、子供は親が忙しいかどうかを察してはくれません。遊んで欲しいときは相手の事情はお構いなしです。
パパあそぶ〜。
あ、うん…。
(スマホに集中)
あそぶ〜。
う、うん…。
(まだスマホに夢中)
こんな感じになってしまってること、とても多いんです!
ハタから見ると、育児放棄してるテキトーな親に見えますね。本人はまったくそういうつもりもないのですが、毎日のことですから、どこでその瞬間が訪れるかわかりませんよね。なかなか難しいんですよ。
子供への影響を考える
これが一番お伝えしたかった内容です。子供と会話をするときに子供の方も見ずにスマホを操作しながら返事しているような親を見て育った子供には、どのような影響があるのかを考えたいと思います。
子供の性格への影響
子供の性格について考えてみます。子供の性格は親から遺伝するという考え方もありますが、生まれたあとで親から受けたものや生活環境などによっても大きく変わってくると考えます。
何気ない親の接し方ひとつでも、子供はそれが当たり前のことなんだと学ぶことでしょう。
子供と会話をするとき、別のことをやりながら会話する親であれば、子供もそれが当たり前だと思うようになります。いずれ、子供が誰かと話すようになったときに、何か自分のやりたいことをやりながら言葉だけで会話するような、そんな子供になってしまいそうで怖いです。
サイモンズ式分類
子供の性格を決める要因の一つとして、サイモンズ式分類というものがあるそうです。アメリカの心理学者サイモンズが提唱しているのは、親の態度が子供の性格に影響を与えているというものです。
親が子供に接するときの態度は、「支配」「服従」「保護」「拒否」の4つのパターンに大きく分けられるという内容です。パターンごとの簡単な内容をまとめました。
支配型 |
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服従型 |
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保護型 |
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拒否型 |
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4つのパターンのバランスが取れている状態が理想的ですが、偏った態度で子供に接する機会が多いと、子供の性格も偏ってくると言われています。
内容はちょっと難しいかもしれませんが、日常生活に当てはめてみると、自分の子育てがどういう傾向にあるのかを知るきっかけにはなると思います。子供の相手をせずに、スマホばっかりいじっているのは、「拒否型」に含まれるように思います。
うちは割と服従型で、さらに保護型が強そう。甘やかし過ぎはダメですよね。
子供としっかり向き合って話そう
大事なのは子供がなにかを伝えようとしているときは、子供にしっかり向き合うということです。子供の立場になって考えれば、お父さんお母さんがしっかり自分を見てくれていることは安心つながると思います。
子供に余計な不安を与えないためにも、親の姿勢を考え直してみるのは良いと思いますよ。
それでは、また。
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